親知らずについては誰でも知っているはずですが、だれでも生える第三臼歯ではありません。一般的に18歳以降から生え始めてですが、ある方は一部だけ生えられます。一部の親知らずが歯茎に埋れて、ある親不知は横になってしまて、第二臼歯の機能を邪魔になります。そして、ある親不知は斜めに生えていて、炎症を起こったり、痛みを起こったりすることがあります。では、親不知を抜く必要があるのか知っていますか。
親知らずの生える方は大体五つのことがあります。
1.正常に生えてくる。
2.横になって生えてくる。(まっすぐ生えていない場合 )
3.斜めになって生えて第二臼歯に邪魔になる。(まっすぐ生えていない場合 )
4.全然生えてこないが、しょっちゅう炎症をおこったり、痛みを出たりする。
5.半分だけ生えてきて、その後全然生えない。
では、親不知を抜かなければならない場合は、どれでしょうか。
まずは、二番と三番の場合、横になってしまい、斜めになって生える場合はいわゆる、まっすぐ生えていない場合は、抜く必要があります。生えるスペースが小さく、斜めや横に生えてしまった親知らずは、歯ブラシをきちんとあてることが難しくなります。磨き残しは、虫歯や歯周病の原因となります。そのまま放置しておくと、身体の抵抗力が落ちたときに突発的に親知らず周辺の歯ぐきが腫れて痛みを伴い、ときには口を開けることができなくなることがあります。
そして。一番の正常に生えてくる場合であっても、噛み合う歯が無い場合も抜く必要があります。まっすぐに生えた親知らずでも、噛み合う歯が無ければ、対する歯ぐき(上の親知らずなら下の歯ぐき、下の親知らずなら上の歯ぐき)にあたるまで伸びてしまい、痛みを引き起こすことがあります。
最後には、ほかの歯に邪魔になる場合は、抜く必要があります。親知らずがまっすぐ生えないために、手前にある第2大臼歯のブラッシングが難しくなり、虫歯や歯周病の可能性が高くなったり、第2大臼歯を押す力が働き、歯並びを悪くするなどの悪影響をもたらすことが考えられます。
親不知を抜くには、ハンドピースや鉗子といったような歯科器具が欠かせません。もちろん、治療前には麻酔も欠かせません。抜歯を決めると、正規な歯科病院やクリニックで行ってもらいましょう。感染の無いように、ぜひ医者のいうことを明記してください。