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歯痛と頭痛の関係について

 歯痛と同時に、頭痛が起こることがあります。歯の痛みが頭痛を引き起すケースもあれば、その逆のケースもあります。一見関連性のないように見える歯痛と頭痛ですが、なぜ同時に痛むことがあるのでしょう。歯痛と頭痛は深い関係があると言われますが、実際のところは、卵とニワトリの関係みたいなものですよね。

 

 とりあえず頭痛の種類について挙げさせて頂きましたが、この中で特に歯痛と関係があると思われているのが、「群発頭痛」です。

 

 群発頭痛は眼の奥がえぐられるような鋭い痛みを伴い、眼が充血し涙が出たり、鼻がつまって鼻水がでたりするのが特徴なのですが、かなりの高確率で歯痛も併発します。しかも、頭痛の発作と発作の間に歯痛が出ることが多いので、患者さんは「歯が痛いから頭痛も起こっているんだ」と勘違いして歯医者さんに行くことがよくあります。

 

 歯痛と頭痛が並行して起こった場合は、何がおおもとの原因になっているかを見極め、早めに対処することが、早期解決のカギになります。

 

 頭痛と噛み合わせも大きく関係しています。咀嚼筋という噛み合わせに関連する筋の中でも一番大きな側頭筋が凝り固まってしまい、頭痛を引き起こします。

 

 歯が抜けたままになっていたり、合わない被せ物を放置しておくと、噛み合わせが崩れて頭痛が起きやすくなります。歯科器具

 

 もしも歯が痛いけれども歯医者では原因が分からないと言われ、目の奥に鋭い痛みを感じることがあり、頭痛の発作も起きているような人は、一度頭痛を専門とする脳外科や神経外科にご相談下さい。

 

 


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