口呼吸を誰でも聞いたことがあると思います。口呼吸は文字通り、口で呼吸することを指しています。人間は鼻のほか、口でも呼吸をできますね。一般的には、鼻で呼吸することがおおいです。でも、癖や、風などのせいで、口で呼吸する方もあっちこっち見えるんです。歯科分野から見ると、口呼吸は、一つ病気とも言えるんです。
口呼吸をしている人はどんな人?
治したいと思っても、なかなか治らない口呼吸。どうしてしてしまうのでしょうか?
* 鼻が慢性的に詰まっている
* 口が閉じにくい
* 口呼吸が癖になっている
という理由が考えられます。
口呼吸を改善するお口の体操を一つ紹介したいと思います。まず、舌を歯と唇の間にできるだけ深く入れ、舌を大きく回します。右回りと左回りを10回ずつで1セットです。最低3セット行うのが効果的です。お口の周りの表情筋、舌の筋肉が強化され、結果として口呼吸が改善されていきます。
鼻が詰まっているわけではないし、口が閉じられないわけではないけれど、なかなか口呼吸ってやめられないことがありますよね。そんな人は、口呼吸テープを使用しましょう。
使用するのは、市販の口呼吸テープでも医療用のテープでもかまいません。家にいるとき。上唇から下唇に縦に一本、あるいはハの字に2本テープを張って、過ごしましょう。口を閉じる癖がつき、テープを外しても鼻呼吸になります。口呼吸が重度になって、ほかの歯科疾患を起こる場合は、歯科機器で治療を受ける必要があります。そのまま放置してはいけません。