弊社の返送記録によりますと、よくハンドピースの異常です。そして、一部のお客様の話によりますと、返送して修理したばかりのハンドピースですが、回転力が足りなくてまた異常が出たそうです。それはなぜでしょうか。修理したばかりのに、なんでそんなに短い間でまた故障したのでしょうか。今日は、それについて少し検討しましょう。
交換(修理)したばかりの軸などが早速異常が出る原因:
1.修理担当者が、元々古い軸を交換してもらった。
2.ハンドピース自身の損害。(滑、倒れ、衝突など)
3.ハンドピース内部マーツの老化により、他のパーツを影響する。
4.軸の型番がハンドピースと一致できず、正常に稼働できない。
5.ユーザーの操作問題による異常。(注油をしない、人的衝突など)
6.給水と、気圧の問題。
対策法:
1.バーを定期的に交換して、バーの摩損により異常を予防できる。
2.使用中の衝突などをできるだけ避ける。
3.異常が出る場合は、直ちにメーカー等の専門者と連絡する。勝手に自分で分解などをやめる。
4.使用前に、よく説明書を見る。
5.ハンドピースの適当な気圧を調整する。
6.条件が許す場合は、二本や三本のハンドピースを交換して使う。そうすると、反訴ピースの回転疲れによる異常が予防できる。
7.軸やカップリングといったようなハンドピースのパーツ等は、是非ハンドピースを同じ型番のパーツを交換する。
8.ハンドピースのメンテナンスを大事にする。
ハンドピースのほうは、価格に差により、質の方も違うということは言うまでもありません。でも、質からハンドピースの寿命を決めることではありません。ハンドピースの使用後メンテナンスにより、ハンドピースの寿命などを影響します。毎度の使用後説明書に従って滅菌や消毒等を行っておいてください。