製品を検索する
位置: ホーム > 文章 > 歯科知識・情報 > 舌痛症にかかる原因

舌痛症にかかる原因

  国際頭痛分類の定義にもありますように、舌痛症は臨床的に明らかな原因疾患を認めない病態となっています。つまり、口の中に痛みを生じる他の疾患をすべて除外した後につけられる病名です。このように口の中に痛みを生じうるすべての疾患を除外したのちに、診断が下されるものを、一次性の舌痛症と呼びます。日常生活の障害を余儀なくされ、歯科機械による受診しなければならなくなります。

 

1. 全身的問題

(ア)糖尿病

(イ)シェーグレン症候群

(ウ)貧血

①鉄欠乏性貧血

②悪性貧血(ビタミンB12, 葉酸欠乏症)

(ウ)微量元素欠乏症(特に亜鉛)

(エ)脳血管障害、脱髄性疾患、ギランバレー症候群等の中枢神経障害

(オ)口腔乾燥や神経炎等、口腔痛を来たす薬剤の服用

 

2. 局所的問題

(ア)不潔な口腔環境

(イ)悪習癖(舌を歯に押し当てる、唇をかむ)

(ウ)不良な(鋭縁のある)補綴物

(エ)口呼吸ならびに唾液分泌障害、口腔乾燥症

(オ)舌神経・下歯槽神経傷害の既往(歯科治療後、帯状疱疹後神経痛)

(カ)放射線治療後

(キ)歯科材料アレルギー

(ク)扁平苔癬

(ケ)口腔カンジダ症

(コ)単純ヘルペスや帯状疱疹(帯状疱疹後神経痛を含む)等、ウイルス感染症

 

  舌痛症は、これらの悪性疾患の可能性を除外したのちに下される病名です。かかりつけの歯医者さんで診てもらって診断が明らかでない場合は、専門的な医療機関を紹介されることになるでしょう。舌痛症の診断が下った時点で、悪性の病変でないことになりますのでご安心ください。

 


より多くの歯科機器をお探しならAthenadental.jp