歯髄炎とは、歯髄神経と血管が通っている「歯髄」が何らかの原因によって炎症を起こし、激しい痛みを伴う症状のことで、知覚過敏と症状が似ており、「歯がしみる」ということを考えれば、知覚過敏も歯髄炎の1つといえるかもしれません。歯髄炎は歯の中の歯髄(神経や血管など)が炎症を起こして腫れている状態です。クリニックでは、審査や治療などをしてもらう必要がございますが、自宅では、少し軽減できます。
自宅では、急に激痛になったらどうしますか。まずは痛み止めを飲みましょう。根本的に歯髄炎を治すことできませんが、一時的に激痛などをやめられます。自宅で急に歯髄炎による激痛が出た場合は、我慢せずに痛み止めをのんでください。
痛みやめを飲んでも、そのまま放置することをやめてください。歯髄炎が進行してしまうと、歯にも、歯肉にもよくありません。専門者に治療を貰う必要がございます。その時は、専門なハンドピースや、拡大鏡などが必要でしょう。歯髄炎が起こす時に、歯の神経を抜く方法は下記のように:
1、歯に麻酔をします
2、細菌に感染している虫歯の部分を取り除きます
3、唾液が根の中に入り込まないようにラバーダムやズーという器具を歯の周りに装着します
4、歯の神経を取り除くための穴をダイヤモンドのバーで開けていきます
5、歯の神経の入り口からファイルというヤスリみたいな器具で神経を取ります
6、歯の根の中の消毒を繰り返します
7、根の中がきれいになったら薬を詰めて細菌が入り込まないようにします
8、神経を取ってしまった歯はもろく、割れやすいので土台を作り、かぶせる治療を行います
歯の神経を取り除いたら、歯髄炎による激痛などが軽減できます。