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妊娠中の歯ケア

   歯が問題を出てくるときは決められたものではなく、いつの間にか、知らず知らずに歯病などがおこします。妊娠中歯病を起こしたときも少なくありません。妊娠中の治療に際しましては母体や胎児への影響をできるだけ少なくする事が必要です。また、治療に関する歯科用品や、薬品なども十分注意しなければなりません。

 

 まずは治療の時期についてですが、一般に歯を削って詰めたり、歯石を取るなどの簡単な処置はいつ行っても特に問題となることはありません。それ以上の治療は、安定期である28週目以降に行った方が安全です。 治療中の麻酔についてですが、極少量の麻酔液を局所的に用いますので、母体ならびに胎児への影響は特に問題となることはありません。薬の服用に関しては、強い炎症、痛みによるストレス、栄養摂取への障害など薬を飲んだ方が母体や胎児にとってよい場合に限り、少量を短期間の間、服用していただくことがあります。歯科治療の内容は、状態によっては徐痛を目的とした対処的処置の範囲にとどめておいて、出産後の安定した状態になってから再処置を行った方が良い場合もあります。

 

 妊娠中の口腔内管理ですが、普段より大切しておくことがおすすめします。妊娠中は歯肉が腫れやすく、歯肉炎を起こしやすくなり、ちょっとした磨き残しや歯石でも痛みにつながることがあります。歯石をできるだけつけないこと、ついてしまったら早めに除去することが大切であり、普段以上に丁寧なブラッシングが必要です。



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