歯髄炎とは、歯髄神経と血管が通っている「歯髄」が何らかの原因によって炎症を起こし、激しい痛みを伴う症状のことで、知覚過敏と症状が似ており、「歯がしみる(痛む)」ということを考えれば、知覚過敏も歯髄炎の1つといえるかもしれません。歯髄炎の原因は以下の通りです。
・虫歯(細菌感染)
・外傷(歯の打撲、損傷)
・虫歯治療時の刺激
軽度なは歯髄炎により痛みに対しても、どうすればいいですか。歯医者に治療を受ける時に専門な歯科機械が必要でしょうか。知覚過敏の歯は軽度な歯髄炎を起こしています。歯に冷たいものなどの刺激によって、歯髄炎を起こし、痛みとして感じます。歯に刺激を与えないように、温度変化がある飲食は控えるようにします。また、知覚過敏の薬や歯の根元にプラスチックを詰めるなどして知覚過敏を抑えます。
歯髄の一部が回復不可能なまで歯髄炎が起こってしまった場合には、歯髄の一部を切断する方法を行います。乳歯や生えたての永久歯は歯髄を抜いてしまうと歯の寿命が極端に短くなってしまいます。そのため一部でも歯髄を残して歯の寿命を延ばします。しかし、成功率はあまり高くないため永久歯で完全に根が出来上がっている場合は、歯髄をすべて取る処置をします。