歯と歯ぐき(歯肉)のすきま(歯周ポケット)から侵入した細菌が、歯肉に炎症を引き起こし、さらには歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしてグラグラにさせてしまう病気を歯周病といいます。歯を支えている骨を溶かしていく病気のことで、結果的に歯を失う原因となります。歯垢は取り除かなければ硬くなり、歯石と言われる物質に変化し歯の表面に強固に付着します。 これはブラッシングだけでは取り除くことができません。専門な歯科機械で取り除く必要がございます。
下記の選択で、自分で歯周病の自身チェックをしましょう。
· □ 朝起きたとき、口の中がネバネバする。
· □ ブラッシング時に出血する。
· □ 口臭が気になる。
· □ 歯肉がむずがゆい、痛い。
· □ 歯肉が赤く腫れている。(健康的な歯肉はピンク色で引き締まっている)
· □ かたい物が噛みにくい。
· □ 歯が長くなったような気がする。
· □ 前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間がでてきた。食物が挟まる。
歯周病に抗生物質が効きますか。答えは効きます。ただ、抗生物質は効果はありますが、残念なことに歯周病を完治させるものではありません。抗生物質ではその膜を壊す力は弱く、歯の根の周りに行き届きにくいのです。したがって、抗生物質を使ったからといって、結核や肺炎などの感染症を完治する様な効果は期待出来ません。