虫歯の原因はなんですか?
歯の表面に付いた汚れをプラーク(歯垢)といいます。虫歯はこのプラーク(歯垢)の中にある細菌によって引き起こされる病気です。虫歯の原因菌として代表的なもので、ストレプトコッカスミュータンス菌があります。歯に付着した食べかすや糖分を含む食物は細菌によって酸となります。この酸が歯の硬い部分を溶かす(脱灰)ことにより虫歯となります。歯科治療は歯科タービンを利用することがあります。
初期虫歯って治るの?
ごく初期の虫歯は治ります。歯の表面が白く濁って見える状態、いわゆる表層で脱灰という段階であれば、しっかりブラッシングをしていれば唾液中のカルシウムが歯の表面に沈着するいわゆる再石灰化が起こり、治るのです。
虫歯の出来やすい場所は?
1歯のかみ合わせの凸凹したところ。
2歯と歯の間。
3歯と歯肉との境の部分。
根管治療とは?
根管治療は、虫歯が「C3」という重度の段階になってしまった場合に行われる治療で、歯を残すための重要な治療です。根管治療では、まず虫歯に冒された歯の神経を除去し、神経が入っていた根管内をきれいに洗浄します。その後、根管内を薬剤で密封して無菌状態にしたうえで、被せ物を装着して歯の機能を回復させます。