歯周病は、歯を支えている周りの組織(歯肉、歯根膜、歯槽骨)が歯周病菌によって破壊されていく感染症で、治療をせずに放っておくと歯ぐきがやせていったり、歯が揺れて噛めなくなったりし、最後には抜けてしまうこともある病気です。歯科病気の治療は専門な器材が必要です。一部分の器材はオートクレーブによる消毒が欠かせません。
25歳~64歳の年齢層において、およそ76%~81%の高い割合で歯周病にかかっています。つまり、ほとんどの大人が程度の差はあれ歯周病にかかってるといっても過言ではありません。
喫煙と歯周病の関係
タバコに含まれるタールやニコチンなどの成分により、口の中が歯周病になりやすい環境を作り出してしまいます。それにより、歯周病に対する抵抗力が低下し、歯周病を進行させてしまうのです。
歯周病の治療はまず生活習慣を改善することから開始します。比較的軽度の場合には正しい歯磨き法、PMTCによる汚れの除去などを行います。しかし、進行が重度の場合は、フラップ術やGTRメンブレン法などといった外科的手術が必要になるケースもあります。