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歯周病の外科治療の手段の情報

歯周病治療の基本は、歯周病菌の棲みかとなるプラークや歯石を完全に取り除くこと。口腔内環境を良好に保つことで歯周病は回復し、健康な歯ぐきの状態を維持できます。ただし、症状がすすんだ歯周病に対しては、目に見えない部分の外科的な処置「歯周外科」が必要に。歯周外科には以下のようなものがあります。

 

歯周ポケット掻爬術

ポケットの深さが34ミリ前後という、比較的軽い歯周病の場合に行なわれる手術です。麻酔をかけ、歯石や血ウミと一緒に患部の歯肉を削りとります。肉眼でみえないところなので、かなり難しい手術といえます。手術後の歯磨きをきちんと行うことで、歯肉は歯に再びつき、ポケットはなくなります。一部分の歯周病を治療する器材はオートクレーブによる消毒が必要です。

 

歯肉剥離掻爬術

フラップとは、歯肉を切開し歯槽骨から剥離し、露出した歯根の歯垢や歯石の除去、歯槽骨の清掃、ダメージを受けた歯肉などの組織を除去する治療です。こうすることで歯肉を元の健康の状態に戻します。

 

歯周組織再生療法

歯周組織再生療法とは、手術の方法自体は歯肉剥離掻爬術とほぼ同じなのですが、はがした歯肉を縫合する前に歯槽骨にエムドゲインと呼ばれる薬剤を塗ることによって歯周組織の再生を図る手術方法です。

 

 


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