現代人のあごが小さくなったといわれています。あごが小さいと歯の生える場所が狭まり、結果として歯並びが悪くなります。また、永久歯に生え変わる前にむし歯などで乳歯がなくなった場合も、歯並びが悪くなりやすいといえます。歯並びが悪いと、噛み合わせがうまくいかず、その影響が全身に及ぶこともあります。
歯並びの悪いこと以下のドラブルを招くかもしれません
1、歯並びが悪いと歯の周りに汚れがたまりやすく、また歯ブラシも届きにくくなります。歯の汚れはむし歯と歯周病の原因になります。2、食べ物を十分に噛み砕くことができないために、栄養摂取の効率が悪くなったり胃腸をこわしたりしがちです。3、歯並びが悪いと、大きく口を開けて笑ったりしゃべったりすることに引けめを感じて性格的にも暗くなりがちです。
悪い歯並びを改善する矯正治療
矯正治療とは、一般的に「矯正装置を使用して、歯に一定の力を加えて人工的に動かし、歯ならびや噛み合わせをなおす治療」のことを指します。矯正治療は長期の治療期間を要します。矯正治療の前には歯科レントゲンによる検査は必要です。
矯正治療に注意すべきところ
1治療期間が長期にわたる。
2健康な永久歯を抜歯しなければならないことがある。
3矯正治療によって歯を移動中、歯の根の先端が溶けてしまうことがある。
4固定式の装置の場合、注意深く歯ミガキを行わないと虫歯や歯肉炎ができてしまう恐れがある。