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全身疾患を招く歯周病について

歯周病は細菌が引き起こす歯ぐきの病気。その細菌の数は1ミリグラム(1グラムの1000分の1)のプラークの中に10億以上いるといわれています。この細菌はお口の中だけでなく、血管、気管などを経由して身体全体に影響を及ぼします。歯周病の治療は専門な歯科用品が欠かせません。

 

脳梗塞心筋梗塞

歯周病菌は、血小板を集めて増殖させる因子を持っているといわれております。この集まって増殖したものが血管壁からはがれると血管内で詰まって血栓となり、脳梗塞や心筋梗塞を発症させる可能性があります。

 

肺炎

口腔内物質が食道に入らずに気道へ入ってしまうことを誤嚥といい、この際に一緒に口腔内の細菌が気管を通じて肺に達して肺炎を起こすことがあり、誤嚥性肺炎と呼ばれています。この誤嚥性肺炎の病巣から歯周病原菌が検出されており、歯周病が誤嚥性肺炎を引き起こす可能性のあることが指摘されています。

 

糖尿病

これまで、糖尿病が歯周病の危険を高めることはよく知られていました。糖尿病の患者さんは歯周病が悪化しやすく、なかなか直りにくいといわれています。ところが逆に、歯周病が糖尿病の危険性を高める可能性が指摘されてきました。歯周病を治療すると、糖尿病も改善するというのです。これは、歯周病菌が血液に入ると、体を守るために血中の防御細胞がこの菌を攻撃しますが、その際に放出される活性物質が糖尿病を悪化させるためと考えられています。

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