虫歯は、ウ蝕病原性細菌の感染によってはじまります。細菌は食事によって酸を出すので、歯の表面は食事のたびに溶かされます。一方で、人間のからだからはだ液の作用によって、酸を中和したり溶かされた歯の表面を修復する作用があります。歯の表面では食事のたびに脱灰と再石灰化を繰り返していて、このバランスが崩れることで虫歯が起きます。
シーラントの利用
歯の咬む面には無数の溝が走っています。この溝が深い場合には歯ブラシでは中まできれいに磨くことが困難なため非常にむし歯になり易く、崩出してすぐにむし歯になってしまう場合もあります。このようなことを防ぐ為に、歯の溝を埋める治療があります。シーラントと言って歯を削ることなく歯の溝だけを埋める治療です。
フッ素塗布による虫歯の予防
フッ素塗布は健康な歯に高濃度のフッ素を塗布することで虫歯を予防します。 子ども用にはイチゴ味・ブドウ味・リンゴ味など、フルーツのペーストのフッ素を使い、大人には濃度を調整して高いものを使用します。C3以上の虫歯になると根管治療が必要となります。
PMTC
毎日、きちっとすみずみまで磨いているつもりでも、どうしても磨きにくいところに汚れや細菌が残ってしまいます。この時にPMTCを紹介します。PMTCを行うことで、虫歯や歯周病予防、歯質の強化、お茶などによるステインやタバコのヤニなどの着色の除去、歯本来の光沢や白さを保つなどの効果があります。
http://www.athenadental.jp/category-2027-b0-根管治療.html