小矯正は部分矯正とも呼ばれる矯正方法をさします。本格的な歯列矯正とは違い、歯まるまる全体を矯正するのではなく、歯並びが悪いところだけを部分的に矯正する治療法です。ブリッジやインプラントの前処理として使われることも多く、部分的な不正咬合(すきっ歯など乱れた歯並び)に有効です。
部分矯正の特色
部分矯正はすべての症例に有効な治療法ではありませんが、短期間で施術することができ、補綴治療(クラウンやブリッジの治療など)やインプラント(人工歯根)治療を行う際に、歯の位置や傾斜などの歯並びの一部を事前に修正する場合や、隙間があいている前歯を移動させる、傾いている歯をまっすぐに修正する場合に有効な治療法です。矯正の計画を立てることは歯科X線照射器による検査は必要です。
部分矯正の条件
1、奥歯のかみ合わせが良好であること。
2、デコボコの程度が軽度〜中度であること。
3、上下の歯が垂直的、水平的にズレがないこと。
4、上下のアゴの骨格的バランスが悪くないこと。
部分矯正の欠点
1、重度の不正咬合の場合は適応できないことがございます。
2、かみ合わせを全体的に改善することができない場合がございます。
3、奥歯のかみ合わせや、上下の顎の位置に問題がある場合には適応できないことがございます。
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