根管治療って?
まず根管とは、歯の中にある歯髄が通っている細い管のことを言います。根管治療とは、根管の中の虫歯でだめになった歯髄や汚染された象牙質を取り除き、根管の中をしっかり清掃し、消毒する治療のことを言います。(根管治療は根管治療機器が必要です。)
根管治療に痛みは伴うのでしょうか?
抜髄治療の場合は一般的に麻酔をかけて行うため、治療中に痛みはほとんどありません。ただし、ごくまれに患者さんの体質や症状により、麻酔が効きづらい・麻酔ができない場合がありますが、その場合も十分な説明と対策をしますので、ご安心ください。
根管治療後気を付けることはありますか?
根管治療が終了したらなるべく早期に(できれば2週間以内に)歯科医院で土台と被せ物の治療を受けてください。放置すると感染して再治療が必要になります。
根管治療の流れは?
1.虫歯幹線部分を専用器具で取り除く。(根管治療は根管長測定器が必要です。)
2.治療しやすいように、神経のスペースに穴を空ける。
3.器具を使い、根の感染部を取り除く。
4.炎症が起きている根管の先端まで薬を充填し、細菌感染を防ぐために根管を塞ぐ。
5.根管治療後の歯は、状態により詰め物・被せ物を取り付ける。