歯ぎしりは、睡眠中に顎を左右に動かしながら、「ギリギリ」「ボリボリ」と騒音を発生させる特徴があります。音が出るような歯ぎしりは歯の破壊、磨耗が進み接触画積が増えたときに現れます。他人の睡眠の妨げとなると同時に相当の力が歯に加わるため歯が削れたり折れたりします。
歯ぎしりの原因1ー悪い噛み合わせ
かみ合わせが低かったり、逆に高かったりする部分があると、しっかり噛めませんので、脳が噛む力をさらに強くしようとします。それで歯ぎしりの力はどんどん増大していくという考えがあります。噛み合わが悪い人は早期に矯正することを勧めます。(矯正の前に 歯科レントゲン による検査が必要です。)
歯ぎしりの原因2ーストレス
不安、悩みがあると、憂鬱や不安など、イライラしたり、ストレスが溜まりますよね。溜まったストレスを解消させるために、歯ぎしりや食いしばりを無意識にしてしまうことがあります。
治療法
現在最も良く行われる歯ぎしり・噛み締めの治療法はマウスピースの装着です。夜寝る時にマウスピースを装着することで歯にかかる負担を軽減させることができます。極端に噛み合わせが高すぎる、あるいは低すぎる場合には、それを調整する必要があります。矯正装置を着装するなら、歯石などの汚れが貯まりやすくなります。そのため超音波スケーラーなどの器材でPMTCを行うことは必要です。