過酸化水素は、歯科ホワイトニングによく使われるホワイトニング薬剤の主な成分です。
過酸化水素が分解するときにフリーラジカルが起こり、歯の着色有機質に含まれている結合の部分を破壊することができます。
これによって着色有機質は分子が小さくなり、色がなくなってきます。歯の明るさを上げて白くするため、かなり白くしても、自然な感じで白くなります。ホワイトニングは物質を溶かすわけではなく、色が変わるだけですので、歯自体を溶かしたり、傷つけることはありません。オフィスホワイトニングでは、この反応を促進させるために、光やレーザー、プラズマなどを当てます。また最近では触媒として二酸化チタンや窒素などを配合し、反応を促進します。
で、簡単に言えば、歯科ホワイトニングは歯の色素を除去し、徹底的に歯を白くすることです。
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